中学校2年生理科-原子と分子の問題
単元:原子と分子の解き方

早速だけど、今日は原子と分子について学習していくよ。

先生!早速ですが、原子と分子の違いがよくわかりません!

OK!それじゃ、原子から説明していくね。
原子というのは、それ以上分割することのできない最小の粒子のことを言います。すべての物質はどんどん細かくしていくと、最終的にこの原子という粒になります。
例えば1円玉は、アルミニウムの原子が約22,000,000,000,000,000,000,000個 集まってできているんですよ。
原子というのは、それ以上分割することのできない最小の粒子のことを言います。すべての物質はどんどん細かくしていくと、最終的にこの原子という粒になります。
例えば1円玉は、アルミニウムの原子が約22,000,000,000,000,000,000,000個 集まってできているんですよ。


すごい数だ💡(というか、なんて読むんだろう?)
ということは、原子ってとても小さいんですね。上のアルミニウム原子に書いてある、Alとは何ですか?
ということは、原子ってとても小さいんですね。上のアルミニウム原子に書いてある、Alとは何ですか?

これはアルミニウムの原子を記号で表したものです。
すべての原子はアルファベット1文字もしくは2文字からなる記号で表されます。
たとえば酸素原子はO、ナトリウム原子はNaと書きます。
中学校でよく出てくる原子の種類とその記号を下の表にまとめておきますね。
ちなみにさっきの数字は、200垓(がい)個と読みます。
すべての原子はアルファベット1文字もしくは2文字からなる記号で表されます。
たとえば酸素原子はO、ナトリウム原子はNaと書きます。
中学校でよく出てくる原子の種類とその記号を下の表にまとめておきますね。
ちなみにさっきの数字は、200垓(がい)個と読みます。


なるほど。これはよく覚えておいたほうが良さそうだけど、大変そうだ。

また原子には、次の3つの性質があります。これもよく覚えておきましょう。



わかりました!

では次に、分子について説明をします。
分子とは、原子が2つ以上結びついた粒子のことをいい、物質の性質を示す最小単位とも呼ばれています。
例えば酸素や水などの物質は、原子が単独で集まってできているのではなく、いくつかの原子が結びついた分子が集まってできています。
下の図を見て下さい。気体の酸素は、酸素原子が2個結びついた酸素分子の集まりでできていることが分かります。また液体の水は、水素原子2個と酸素原子1個が結びついた水分子の集まりでできていることがわかります。

だたし、最初にでてきた1円玉のような金属などの固体は分子をつくりません。例えば鉄は、鉄原子が規則正しく集まってできています。また塩化ナトリウム(食塩)は塩素原子とナトリウム原子が1:1の割合で集まってできています。

分子とは、原子が2つ以上結びついた粒子のことをいい、物質の性質を示す最小単位とも呼ばれています。
例えば酸素や水などの物質は、原子が単独で集まってできているのではなく、いくつかの原子が結びついた分子が集まってできています。
下の図を見て下さい。気体の酸素は、酸素原子が2個結びついた酸素分子の集まりでできていることが分かります。また液体の水は、水素原子2個と酸素原子1個が結びついた水分子の集まりでできていることがわかります。

だたし、最初にでてきた1円玉のような金属などの固体は分子をつくりません。例えば鉄は、鉄原子が規則正しく集まってできています。また塩化ナトリウム(食塩)は塩素原子とナトリウム原子が1:1の割合で集まってできています。


なるほど。物質には分子をつくるものとつくらないものがあるんですね。

その通りです。下の図は、分子をつくる物質とつくらない物質の例です。
また分子は、物質によって結びついている原子の数や種類が決まっているので、物質ごとに覚える必要があります。


また分子は、物質によって結びついている原子の数や種類が決まっているので、物質ごとに覚える必要があります。



先生、上の図で物質名の横に記号が書いてありますね💡 例えば水素の横にはH2とかいてありますが、Hと書いてはだめなのですか?

よい質問ですね!
水素原子を記号で表すときはHで良いのですが、水素という物質を記号で表す時はH₂と書かなければなりません。
分子をつくらない物質は原子の記号をそのまま用いて表すことが多いのですが、分子をつくる物質は結びついている原子の数を原子記号の右下に書いて表します。
このように、物質を原子の記号を用いて表したものを化学式といいます。
化学式については、また今度くわしく説明しますね。
水素原子を記号で表すときはHで良いのですが、水素という物質を記号で表す時はH₂と書かなければなりません。
分子をつくらない物質は原子の記号をそのまま用いて表すことが多いのですが、分子をつくる物質は結びついている原子の数を原子記号の右下に書いて表します。
このように、物質を原子の記号を用いて表したものを化学式といいます。
化学式については、また今度くわしく説明しますね。

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授業料(月額) | 中学1年生:9,130円(税込) |
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