中学1年生理科-地震の計算

2020年11月17日

単元:地震の計算の解き方

講師
講師

今日は地震の計算問題に取り組んでいくよ。下の問題について(1)から順番に考えていきましょう。

問題
下の図は、ある地震の波の移動距離と時間との関係を表したものである。これについて、次の問いに答えなさい。

地震の計算
(1) この地震の主要動を起こす波が伝わる速さは何㎞/sか。
(2) 震源から105 ㎞離れた地点A では,18 時22 分45 秒にゆれが始まった。この地震が発生した時刻は何時何分何秒か。
(3) 震源から210 ㎞離れた地点B での初期微動継続時間は何秒か。

生徒
生徒
(1)の主要動を起こす波というのはS波のことですよね。S波のグラフを見ると、震源からの距離が70㎞のとき時間が20秒となっています。すると速さは距離÷時間で求められるので、(1)の答えは70÷20=3.5(㎞/s)となります。
講師
講師
正解です!初期微動を起こす波はP波、主要動を起こす波はS波でしたね。
テストでは、どちらの波について聞かれているかよく確認して答えましょう。
生徒
生徒
(2)の地点Aで始まったゆれというのは初期微動のことですね。よって18時22分45秒は、下の図のようにP波が地点Aに到着した時刻を表しています。またP波の速さはグラフから、70÷10=7.0(㎞/s)になります。
するとP波が震源で発生してから地点Aに届くまでの時間は105÷7.0=15(秒)です。よって地震が発生した時刻は、地点Aでゆれが始まった18時22分45秒の15秒前となるので、(2)の答えは18時22分30秒となります。
地震の計算2
講師
講師
正解です!図を書いて考えると分かりやすいですね。
では最後の問題に進みましょう。
生徒
生徒
うーん。わからないや。
先生!初期微動継続時間について教えて下さい!
講師
講師
初期微動継続時間とは、P波が到着してからS波が到着するまでの時間のことです。例えば、震源からの距離が70㎞の地点の初期微動継続時間は、下のグラフの赤い部分になります。
そしてもう1つ大事なポイントは、震源からの距離と初期微動継続時間は比例するということです。このことを踏まえて考えてみるとどうでしょうか。
生徒
生徒
震源からの距離と初期微動継続時間は比例するのかぁ。
そっか!
震源からの距離が70㎞のときの初期微動継続時間は10秒だから、3倍の距離の210㎞のときの初期微動継続時間は同じく10秒の3倍で30秒になります。
よって(3)の答は30秒です。
講師
講師
正解です!よく出来ました!
地震の計算はパターンが決まっているので、しっかり練習しておけばテストでも必ず解くことができます。
ですので色々なパターンの計算問題に取り組んでおきましょう。