【篠ノ井校】1学期期末テストの解き方:中2数学

今回の問題はこれ!


\(かくしくんは\)
\(「連続する5つの整数の和は5の倍数になる」と予想した。\)
\(この予想が正しいことを次のように説明しました。\)
\[【かくしくんの説明】\] \[連続する5つの整数のうち、最も小さい数を\:m\:とすると\] \[連続する5つの整数は\] \[\:m\:,\:m+1\:,\:m+2\:,\:m+3\:,\:m+4\:と表される。\] \[連続する5つの整数の和は\] \[m+(m+1)+(m+2)+(m+3)+(m+4)\] \[=m+m+1+m+2+m+3+m+4\] \[=5m+10\] \[=5(m+2)\] \[m+2は整数だから、5(m+2)は5の倍数である。\] \[したがって、連続する5つの整数の和は5の倍数になる。\]

かくしくんの説明の最後の式5(m+2)から、
「連続する5つの整数の和は5の倍数である」ことのほかに分かることがあります。
下の(ア)~(オ)の中から1つ選び、記号で答えなさい。

(ア) 連続する5つの整数の和は奇数である。
(イ) 連続する5つの整数の和は偶数である。
(ウ) 連続する5つの整数の和は最も小さい数の5倍である。
(エ) 連続する5つの整数の和は中央の数の5倍である。
(オ) 連続する5つの整数の和は最も大きい数の5倍である。

文字式をつかった説明だね…。
めっちゃ理解しにくいところだね😖

ここにはポイントがいくつかあるんだけど。

\(この問題ついては\)
\(①偶数は【2\times整数】になる(2の倍数ってこと)\)
\(②奇数は【2\times整数+1】になる\)
\(③○の倍数は【○\times整数】になる\)
\(例えば、5の倍数は【5\times整数】になる\)
このくらいの予備知識はいるかな。

では、かくしくんの説明を確認しよう!

\(連続する5つの整数の和は 5(m+2) になる\)って言ってるね。

とうわさん、これって5の倍数になることわかる?

うーん。
なんとなくだけど。

\(最初に\:m\:は整数って宣言してるから…。\)
\(整数に2をたしても整数以外になりっこない!\)
\(ってことでしょ?\)
\(だから、m+2は必ず整数になるよね。\)
\(つまり…\) \(5をかけた5(m+2)は5の倍数ってことだよね。\)

先生!こんな感じでいいっすか?

Awesome👏
すばらしい🤣

\(では、次の質問。\)
\(この5(m+2)って式あるよね\)
\(これから5の倍数ってこと以外にわかることある?\)
\(ヒントは\:m+2\:だよ\)。
\(問題文をよく確認してみよう\)

とうわさん、お願いいたします。

問題文…。?
…………あっ!

\(この\:m+2\:って\)
\(連続する5つの整数の…\)
\(ちょうど真ん中の整数です!\)

Well noticed👍
いい感じ!

\(たとえば …\)

\(【m, m+1, m+2, m+3, m+4】という \)
\(5つの数字だったら\)
\(m+2\:\:はちょうど真ん中の数だね。\)


では、とうわさん解答してくださいな。

OK!
やってみる!

\(問題は5(m+2)から分かることはなに?だから\)
\(これからわかることは…\)

\(①5の倍数ってこと\)
\(②\:m+2\:は5つの整数の中央の数\)


\(この2点があるものが答えってことだ\)

\(つまり…\)

\(\mathbf{連続する5つの整数の和は中央の数の5倍である。}\)

\(\mathbf{(エ)}\) \(が答えだね!\)

That’s correct👍
いい

ここの単元は予備知識が必要なケースが多いです。
最低限さっき挙げた知識は抑えておこう!

505を、次のように5つの連続する整数の和で表しなさい。

\[☐+☐+☐+☐+☐=505\]

ちょっと変わった感じの問題だね👍
大きな問題に小さな問題がついているときは、前の問題の知識を使うことが多いよ
💡

\(大きな問題をよく見てみよう!\)
とうわさんどう書いてある?

えっ?

\(【\bbox[lightpink,4px]{連続する5つの整数の和は5の倍数になる}】だね。\)
\(今回の問題は…\)
\(【505を、次のように\bbox[lightpink,4px]{5つの連続する整数の和}】\)

\(…あ!同じだ!\)
\(ってことはとりあえず5で割ってみるか。\)

\(505\div5=101\)

ここまではきたけど…
この101ってどこに入るんだろう?

ここも同じだね。
問題見返してみよう!

こういう問題は先に出てきた情報にヒントがあるから💫

そうする🧐

\(あ!そういえばさっきの問題で\) \(\bbox[plum,4px]{【連続する5つの整数の和は中央の数の5倍である。】}\)
\(ってことは…\)

\(101はど真ん中の数じゃない?\)

かもね💡

じゃあ、確かめてみよう!

うん!
そうしよう!

\(☐+☐+☐+☐+☐=505\)
\(この真ん中に101を入れるっと\)
\(☐+☐+101+☐+☐=505\)

\(そうすると…\)
\(連続してるからほかの数字も決まってくるね。\)
\(99+100+101+102+103=505\)

\(ちゃんと計算してみてっと。\)
\(おー!ちゃんと505になるじゃん!\)


答えは

\(\mathbf{99+100+101+102+103=505}\)


になるね。

Amazing!
すばらしい!

これは問題をヒントに解いたけど、そうじゃなくてもできるからね。

私だったら…

\(5つの整数をたして505だから…\)
\(100に近い数を5つたしそうだよね。\)
\(じゃあ、よくわからないけど…\)
\(100を真ん中に入れてみよう\)

\(98+99+100+101+102=500\)

\(これだと5たりないから…\)
\(それぞれ1ずつたそうっと\)
\(99+100+101+102+103=505\)

よしできた!みたいな感じ。
こうやって試行錯誤しても数字いじってく問題はできるよ!

問題の情報を使った方がスマートに解けるけど。
まあ、どっちでも自分の解きやすいほうでいいかな。

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